東京のおすすめ展望スポット
東京を上空から眺めるなら、ビューポイントへの旅がおすすめだ。ここでは、スタイリッシュに楽しむためのベストビューポイントをいくつかご紹介しよう。
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Julieta Navarro
東京はどの角度から見ても魅力的な都市だが、上空から眺めると、近代的な高層ビルと古くからの寺院や公園がどのように調和しているかを発見できる。
東京スカイツリーや都庁の無料展望台など、上空からの眺めは東京の広大さを実感させてくれる。東京には見どころがたくさんあるが、展望台は見逃せない体験のひとつだ。バランス感覚が試されるようなパノラマビューを満喫するために、ベストな展望台をご紹介しよう。
1. 東京スカイツリー:日本一高いタワー
東京スカイツリーは世界で最も印象的な展望台のひとつであり、東京のトップアトラクションのひとつである。2012年にオープンしたこのビルは、近代工学の驚異であり、東京全体を一望でき、雲ひとつない日には富士山まで見える。高さ630メートルを超えるこのビルは、日本で最も高い建造物である。
高さ350メートルの天望デッキがメインの展望台だ。
東京スカイツリーは、眺望だけでなく、ショップやレストラン、水族館などを含む「ソロマンチ」と呼ばれる複合施設の中心でもある。もし時間があれば、登る前か後にこれらのスペースを散策して、完璧な観光を完成させることをお勧めする。
非常に人気のあるアトラクションなので、長蛇の列を避けるために事前にチケットを入手することをお勧めする。
興味深い事実
- 住所: 〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1番2号
- 開館時間:月曜日から日曜日の午前8時から午後10時頃まで。
- 入場料:大人24ユーロ、17歳以下16ユーロ、11歳以下9ユーロ。
2. 東京タワー展望台
電気通信塔や展望台として知られる東京タワー展望台は、街の大きさを実感させてくれる場所のひとつだ。港区に位置し、1958年に建設されたこの展望台は、第二次世界大戦後の日本の復興の一例であり、エッフェル塔に触発されながらも、日本独自のスタイルを備えている。
大展望台は150メートルの距離にあり、東京湾から静かな郊外まで見渡すことができる。さらに、エキサイティングなスカイウォーク・ウィンドウは、足元の街を見渡せるガラス窓だ。
第2展望台であるトップデッキは高さ250メートルで、東京の息を呑むような絶景が楽しめる。 タワーの麓には、水族館、ショップ、博物館を備えた4階建てのエンターテイメントスペース、フットタウンビルがある。屋上には小さな遊園地があり、660段の屋外階段がある。
また、このタワーは夜のライトアップでも有名で、季節や重要なイベントによってライトアップが異なる。間違いなく、夜の東京を訪れ、素敵な写真を撮るにはとても良い選択肢だ。
興味深い事実
- 住所:〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目2-8
- 開園時間:毎日午前9時から午後11時頃まで。
- 入場料:大人9ユーロ、17歳以下5ユーロ。
3. 渋谷スカイ
渋谷スクランブルスクエアの最上階にあるモダンでミニマルな展望台。
229メートルの高さから、毎日何千人もの人々が行き交う有名な渋谷交差点だけでなく、東京の他の多くの見どころを見渡すことができる。 渋谷スカイは東京でも数少ないオープンエアの展望台で、気温の高い春や夏の東京で楽しむのに最適だ。
ミニマルでモダンなデザインで、ゆったりとくつろげる座席や展望台があり、東京の景色を眺めるのに理想的な雰囲気だ。 また、東京の空を照らす光のショー「クロッシング・ライト」が見られる夜に訪れるのもおすすめだ。ネオンサインで有名な渋谷地区ではナイトフォトツアーが一般的だが、すべてのツアーに展望台への登頂が含まれているわけではない。渋谷から東京スカイツリーまで見渡せるほか、渋谷の歴史を学べるマルチメディアエリアもある。
注目の事実
- 住所: 東京都渋谷区渋谷2-24-12
- 営業時間: 通常は年中無休、10:00~22:30頃まで。
- 入場料:大人13ユーロ、5歳以下3ユーロ。
4. 森タワー
アートや建築に興味があるなら、森タワーは見逃せないスポットだ。高さ238メートル、都市環境と公共スペースや緑地との融合を追求した建築デザイン。六本木地区に位置し、その足元には、東京で最も写真に撮られている有名な巨大クモのオブジェがある。
52階にある東京シティビューからは、東京の比類ない眺望を楽しむことができる。展望台へはエレベーターで直接行けるので、アクセスは簡単だ。
他の展望台とは異なり、森タワーは現代アートと文化に焦点を当てているのが特徴だ。
タワー内にある森美術館は、現代アートの展示でその体験を完璧に補完している。 六本木地区で楽しめるのは、眺望とアートだけではない。映画館、美術館、公園、そしてファーストフードからミシュランの星付きレストランまで、多くの飲食店が軒を連ねる11ヘクタールの複合施設の一部なのだ。タワーとその周辺を訪れる楽しい方法は、自転車ツアーを予約すること。
事実と数字
- 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10番1号
- 営業時間:毎日10:00~22:00(火曜日は17:00まで)。
- 入場料:1人13~14ユーロ。
5. 東京都庁舎
都庁は、東京で最も堂々とした建物のひとつである。近代的な大聖堂を彷彿とさせるデザインで、東京のパノラマビューを自由に楽しめることで有名だ。
丹下健三が設計したこのビルの高さは約243メートルで、各タワーの45階にある2つの展望台からは、海抜202メートルから360度のパノラマビューが楽しめる。そこからは東京タワーや東京スカイツリーを見ることができる。また、北側のタワーにはカフェテリアがあり、景色を眺めながら軽食をとってくつろぐことができる。
眺望を堪能した後は、このビルがある新宿の周辺を散策してみてはいかがでしょう。新宿は、レストランやバー、ショップが立ち並ぶ活気あふれるエリアなので、東京の代表的な料理を楽しむグルメツアーに最適です。
興味深い事実
- 所在地:〒163-8001 東京都新宿区西新宿2丁目8-1
- 営業時間:北展望台は9時30分から22時まで、南展望台は9時30分から17時30分まで。
- 入場料:無料
- アクセス:地下鉄で都庁前駅下車。
6. サンシャイン60展望台
東京の北、池袋地区にはサンシャイン60展望台がある。ここからは、東京スカイツリーや東京タワーなどのビル群、そして春の東京など晴れた日には富士山まで眺めることができる。 また、この展望台は、上空から東京を眺めるだけでなく、体験型のゲームも用意されている。
サンシャイン60展望台に足を踏み入れると、屋内庭園風のモダンで心地よいデザインが目に飛び込んでくる。入場料は手ごろで、窓の外を眺める以上の体験ができる。
サンシャインシティには、プラネタリウム、博物館、水族館、ショップ、レストランなど、天文台訪問を補完するアトラクションがいくつもある。また、展示会、コンサート、体験型アクティビティなど、年間を通してイベントが開催される人気の会場でもある。東京で最も賑やかな駅のひとつである池袋駅に近く、アクセスも便利です。
便利な情報
- 所在地:〒170-8630 東京都豊島区東池袋3丁目1 サンシャインシティサンシャイン60ビル60F
- 営業時間:毎日午前11時から午後9時頃まで。
- 入場料:大人4~7ユーロ、子供3~4ユーロ。
7. カレッタ汐留スカイ
カレッタ汐留スカイビューは東京南部の汐留地区にある。この展望台は、観光地化されておらず、静かな場所で街並みを楽しみたい方にお勧めの場所だ。カレッタ汐留の46階と47階にある展望台は、海抜約200メートル、オフィス、ショップ、レストラン、文化スペースが一体となった建物の中にあり、無料で利用できる。この展望台は、お台場と都心を結ぶレインボーブリッジや 浜離宮恩賜庭園などを一望できる高い窓が特徴で、無料で利用できる。
この建物の近くには高さ12メートルのスタジオジブリの時計があり、アニメファンには特に興味深い。宮崎駿監督がデザインしたこの時計は、特にクリスマスシーズンには必見で、イルミネーションで埋め尽くされ、華やかな雰囲気に包まれる。ニテレタワーにあり、通常は毎日12時、15時、18時、20時に稼働している。
興味深い事実
- 所在地:日本, 105-0021 東京都港区東新橋1丁目8番1号 カテッタ汐留46F
- 営業時間:毎日午前11時から午後11時頃まで。
- 入場料:無料
8. 文京シビックセンター
文京シビックセンターは、その展望台のデザインで注目されている。文京地区の25階にあるこの展望台からは、有名な東京ドームから周辺を囲む静かな庭園まで、330度の眺望が楽しめる。
高さ約105メートルに位置する25階までは、共用エレベーターを数本乗り継ぐだけなので、展望台への昇降は素早く簡単だ。
新宿の高層ビル群など、誰もが知っているランドマークを遮るものなく眺めることができるよう、展望台には斜めの窓があり、室内の照明によるまぶしさを軽減している。 観光客で混雑していないため、誰にも邪魔されることなく美しい写真を撮影する時間がたっぷりあり、東京のフォトツアーに最適な場所だ。入場料は無料なので、低予算で旅行する場合にもおすすめだ。
お役立ち情報
- 所在地:〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
- 開館時間:毎日09:00~23:00頃
- 入場料:無料
9. フジテレビ社屋展望台「はちたま
お台場にあるフジテレビ社屋は、日本の近未来建築の傑作である。宙に浮いているように見える特徴的な巨大な球体には、高さ123メートルの展望台「はちたま」がある。この高さから眺める東京湾は絶景だ。もし、あなたが 冬の東京でやるべき10のこと
レインボーブリッジの向こうに沈む夕日は必見だ。 他の展望台と違うのはその構造で、空中に吊るされた金属製の球体の中に入るというのはユニークな体験だ。
フジテレビの番組や歴史に関連したコンテンツが展示されていることも多い。 入場料は手ごろで、事前にチケットを予約する必要もない。ご希望であれば、東京のプライベートツアーを予約し、フジテレビビルに立ち寄って、東京の近代的な一面を見学することもできる。
役立つ情報
- 所在地:東京都港区お台場2-4-8
- 開館時間:火曜日から日曜日の午前10時から午後6時まで。
- 入場料:4ユーロから。
10. 浅草文化観光案内所ビューポイント
浅草は、その歴史の痕跡を今に残す、際立った地域である。そのため、浅草文化観光案内所の展望台は高さこそ劣るものの、他に類を見ない詳細な眺望を楽しむことができ、しかも入場無料。
設計は、伝統とモダンを融合させた作風で知られる建築家・隈研吾氏。その構造は、東京の街並みの中でひときわ目立つ、家々の積み重ねのようだ。
この8階建てのビルからは、有名な浅草寺や隅田川周辺などを見渡すことができる。 他の東京の展望台とは異なり、目もくらむような高さではなく、浅草の街を間近で詳細に見渡すことができる。また、休憩スペースもあるので、子供連れで東京を訪れる場合にも便利な場所だ。
興味深い事実
- 所在地:〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目18-9
- 営業時間:月曜~土曜 09:00~20:00頃
- 入場料:無料